【Kotlin】レッスン1-1:Kotlinの最初の一歩|初めてコードを書いてみよう

この記事ではKotlin学習の最初の一歩として、プログラムの基本構造、入力と出力の基本、そしてコメントの書き方について学びます。
しかしまだ全く知識がない状態のはずですので、今回解説するコードの全てを理解することは難しいでしょう。
そこでこの記事では、コードの意味全てを解説はせず、一部は丸暗記するようにと記載しています。
細かい内容は後の章で学ぶので、まずはKotlinのコードに慣れるところから始めましょう。
Lesson1:基礎文法編
・Lesson1-1:Kotlin学習の入り口|初めてコードを書いてみよう ◁今回はココ
・Lesson1-2:変数と定数を理解しよう
・Lesson1-3:四則演算をしよう
・Lesson1-4:Null安全性を理解しよう
・Lesson1-5:文字列の連結と埋め込みを理解しよう
・Lesson1-6:文字列を操作しよう
・Lesson1-7:import文を理解しよう
・確認問題1-☆1:ランダムパスワードを生成しよう
Lesson2:制御構造編
Lesson3:関数編
Lesson4:コレクション編
Lesson5:オブジェクト指向編
Kotlinの基本構文を学ぼう|最初のコード体験

main関数とは?|Kotlrinコードの最初に書く構文
Kotlinプログラムは必ずメイン関数の定義から始まります。
コードの先頭に「fun main(args: Array<String>)」と書き、その後の中括弧{}の中にコードを書いていきます。
fun main(args: Array<String>) { //← これがKotlinのメイン関数の定義 // ここにコードを書く }
メイン関数はプログラムのエントリーポイント(実行を開始する場所)を意味するものです。
当然意味があるもので、これを書かなければコードは動きません。しかしその意味を理解するのは Lesson3-1:関数の基本を理解しよう にたどり着くまで待ち、今は丸暗記しましょう。
ただし、本サイトで紹介するKotlinの基本的な操作の範囲では、メイン関数は以下のように省略して書いてもプログラムは動作します。
fun main() { //← 省略後のメイン関数の定義 // ここにコードを書く }
コマンドライン引数という仕組みを使用する際には「args: Array<String>」の部分を書く必要がありますが、かなり高度な内容のため本サイトでは紹介していません。
初学者は以下の内容だけ暗記し、先へ進みましょう。
- Kotlinプログラムは必ずメイン関数の定義から始まる。
- メイン関数は「fun main()」とだけ書けばよい。
- 本来のメイン関数は「fun main(args: Array<String>)」となっており、高度なプログラミングではこう書く必要がある。
入力と出力の基本|print関数とreadLine関数を使ってみよう
ユーザーがデータを入力する方法と、プログラミングの結果を画面に出力する方法を解説します。
出力の方が簡単なので、こちらを先に見ていきましょう。
出力の方法|print関数とprintlin関数の違い
Kotlinでは画面にメッセージを表示するために、print
関数 や println
関数 を使います。
print
: メッセージをそのまま表示します。println
: メッセージを表示したあと改行します。
コードの例は以下の通りです。
fun main() { // メイン関数 print("Hello") // Helloと表示 println("Kotlin") // Kotlinと表示して改行 println("こんにちは、コトリン") // こんにちは、コトリンと表示して改行 }
このコードを実行すると以下のように出力されます。
HelloKotlin こんにちは、コトリン
このように、printやprintlnの後の二つの「”(ダブルクォーテーション)」の間に書いた文字列が出力されます。
文字列ではなく数値や、後で紹介する変数を出力するときにはダブルクォーテーションは不要です。
fun main() { print("数値を出力する場合はダブルクォーテーションは不要↓↓") println(123456789) println("変数については後で学習します") }
実際にIntelliJ IDEA等のエディタを使用して、上記のコードを書き写して実行してみましょう。
エディタの準備がまだできていない人は、先に Kotlrinの開発環境構築手順 の記事を見てインストールを実施してください。
入力の方法|readLine関数を使おう
ユーザーからの入力を受け取るにはreadLine
関数を使用します。
以下のコードを見て下さい。
fun main() { // メイン関数 println("お名前を入力してください:") //ユーザーに入力を促す文章を出力 val name = readLine() // readLine関数を使ってユーザーからの入力を受け取る print("こんにちは、") print(name) println(" さん!") }
このコードを実行すると、例えば以下のように出力されます。
お名前を入力してください: Kotlin太郎 こんにちは、Kotlrin太郎 さん!
3行目の「name」は 変数 というもので、Lesson1-2で詳細に学習しますが、データを一時的に保管する箱のようなものと認識して下さい。
このコードは、以下のような順序で動作します。
- 「お名前を入力してください:」という文字列を出力
- readLine関数がユーザーからの入力を待機
- ユーザーが「Kotlrin太郎」と入力
- 「Kotlrin太郎」が変数nameの中に格納される。
- 「こんにちは、」という文字列を出力
- 変数nameの中身を出力
- 「 さん!」という文字列を出力
実際に上記のコードを書き写して実行してみましょう。
コメントの記入方法|コードに説明を加えるには?
コメント はコードの中に説明を書いて、後で見返した時や他の人に分かりやすくするために使います。
コードとしては無視されるため、出力結果には何も影響しません。
Kotlinでは以下の2種類のコメントがあります。
1行コメントの書き方
「//
」を使って1行のコメントを書くことができます。
// これは1行コメントです println("Hello World") // ここにもコメントが書けます
複数行コメント書き方
複数行の場合は「/*
」と「*/
」で囲みます。
/* これは複数行コメントです。 複数行の説明を書く際に便利です。 */ println("Hello Kotlin") //これはコードです。
コメントを活用することでコードがより理解しやすくなります。
まとめ|Kotlinの世界へようこそ!
Kotlinを学ぶ最初のステップとして、プログラムの基本構造、入力と出力の方法、そしてコメントの書き方を学びました。
初心者として一番大切なのは、 怖がらずに手を動かしてコードを書いてみること です。間違えても構いません。プログラムは何度でもやり直しができます。
ここから先はKotlinの基礎を一つずつ学んでいきます。焦らず、少しずつ進めていけば必ず成長できます。一歩ずつ進むことで、あなたのスキルは着実に積み上がっていくでしょう。
さあ、この下の練習問題に進んで、さらにKotlinの世界を楽しみましょう!
練習問題|Kotlinの基本コードを書いてみよう

Kotlrinコードを使って自己紹介しよう
自己紹介をするためのコードを作成しましょう。
これから作成するコードを実行すると、例えば以下のように出力されます。
名前を入力してください: 花子 年齢を入力してください: 25 趣味を入力してください: 読書 === 自己紹介 === こんにちは、花子です。 年齢は25歳です。 趣味は読書です。よろしくお願いします!
以下のプログラミングコードをコピーし、コメントに従ってコードを完成させてください。
/* この複数行コメントを消して、main関数を定義してください。 */ // 名前の入力 /* この複数行コメントを消して、「名前を入力してください:」と出力するコードを書いてください。 */ val name = readLine() // ユーザーから名前を受け取る // 年齢の入力 /* この複数行コメントを消して、「年齢を入力してください:」と出力するコードを書いてください。 */ val age = readLine() // ユーザーから年齢を受け取る // 趣味の入力 /* この複数行コメントを消して、「趣味を入力してください:」と出力するコードを書いてください。 */ val hobby = readLine() // ユーザーから趣味を受け取る // 自己紹介の出力 println("\n=== 自己紹介 ===") println("こんにちは、${name}です。") println("年齢は${age}歳です。") println("趣味は${hobby}です。よろしくお願いします!")
この問題の解答と解説
この問題の正解コードとその解説は以下の通りです。
クリックして開いて確認してください。
- 正解コード
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fun main() { // 名前の入力 println("名前を入力してください:") val name = readLine() // ユーザーから名前を受け取る // 年齢の入力 println("年齢を入力してください:") val age = readLine() // ユーザーから年齢を受け取る // 趣味の入力 println("趣味を入力してください:") val hobby = readLine() // ユーザーから趣味を受け取る // 自己紹介の出力 println("\n=== 自己紹介 ===") println("こんにちは、${name}です。") println("年齢は${age}歳です。") println("趣味は${hobby}です。よろしくお願いします!") }
- 正解コードの解説
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非常にシンプルなコードのため解説はありません。
難しいと感じる場合はページ上部の解説を再度確認しましょう。
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